「歯科助手の面接、前職の退職理由はなんて答えたら好印象…?」
前職がある方は面接で定番の質問である【退職理由】に悩みますよね。これは歯科助手の面接関係なく、どの職種でも当たり前に聞かれる定番の質問。
この記事では歯科助手の面接で退職理由を聞かれた場合に、好印象につながる退職理由の伝え方をご紹介しています。
面接官が退職理由を聞く目的は「人間性」を知りたい
歯科助手に限らず、採用面接で退職理由を聞く目的は大きくわけてこの2つ
- どうして退職したのか?と理由が知りたい
- 仕事への考えかたや向き合いかたを知りたい
退職理由と志望動機と照らし合わせて、つながりがあるかどうか、という部分も重要になります。少人数の個人クリニックの場合は、実際に働いている院長先生が面接をする場合が多く、人としてちゃんとしているか?一緒に働けるか?の人間性を見られる場合が多いです。
たとえば、退職理由を伝える場合に、
「思ってた仕事と違った」
「残業が多かった」
「給料が安かった」
などの理由を面接で述べると「うちでも同じような理由で退職するのかな?」と思われてしまいます。面接では言わないようにしましょう。
退職理由の上手な伝えかた
退職理由を上手に伝えるポイントは前向きな理由を述べること!
たとえば…
【前職を人間関係を理由に退職した場合】
例文)前職では一人一人が頑張る働き方を重視した環境でした。認められるとやりがいと感じることができていましたが、スタッフ同士で協力して診療をこなす働き方をしたいと思うようになりました。先輩や先生に提案ができず、自分に不甲斐なさを感じながら退職しました。
例文)前職では一人一人が頑張る働き方を重視した環境でした。認められるとやりがいと感じることができていましたが、スタッフ同士で協力して診療をこなす働き方をしたいと思うようになりました。先輩や先生に提案ができず、自分に不甲斐なさを感じながら退職しました。
ポイント!
- 前の職場を否定しない
- やりたいことや考え方を提示している
【環境・勤務形態を理由に退職した場合】
例文)前職では、診療前の出勤時間と診療後の残業時間が2時間前後とかなり勤務時間が長く、精神的にも肉体的にもキツい状況でした。スタッフで話し合い、院長にシフト制の導入する提案をするも採用されず、私自身が精神力がもたないと判断し、退職となりました。
例文)前職では、診療前の出勤時間と診療後の残業時間が2時間前後とかなり勤務時間が長く、精神的にも肉体的にもキツい状況でした。スタッフで話し合い、院長にシフト制の導入する提案をするも採用されず、私自身が精神力がもたないと判断し、退職となりました。
ポイント!
- 環境が「自分にはキツかった」と正直に伝える
- スタッフ同士で話し合って提案した、とスタッフ同士のコミュニケーションは取れていたことを伝える
あくまで、前の職場を否定せず、愚痴や悪口にならないように配慮!そして前向きにがんばっていきたいと考え方を合わせて伝えます♪
面接でウソは絶対つかないで!あとでトラブルにも!
いくら採用してもらいたいからといって、退職理由でウソを言うのは絶対やめてください。ウソをつくと後々トラブルになってしまうことも。
また、歯科助手の面接では、人間性を見ている院長先生も多いです。せっかく採用してもウソをつかれた!と知られると信頼関係が崩れてしまう恐れもあります。
歯科医院は少人数の職場である場合も多く、働く上で人間関係がとっても重要。面接のときから、ウソは言わず正直に伝えることが1番大事です。