「人間関係がつらすぎる…もう辞めたい…」
歯科助手は人間関係が仕事のしやすさの直結しますよね。
過去３つの歯科医院で働きましたが、人間関係の悩みで退職した歯科助手さんが１番多かったです。
この記事では、職場の人間関係を理由に退職を考えている歯科助手さんに向けて、退職する上での注意点とスムーズに退職するコツをまとめて紹介しています。
歯科助手の退職理由で多い「人間関係の悩み」
これまで３つの歯科医院で勤務してきて、退職した歯科助手の退職理由で多かったのが「人間関係の悩み」でした。
この記事でも「【体験談あり】歯科助手の仕事、続かない人が多い理由５選」でも書いていますが、歯科助手の仕事は女性が多い職場で少人数。さらにチームプレイを必要とする仕事なので、人間関係を築けないと仕事がスムーズに進まないです。
- 職場に馴染めない新人さん
- いびる先輩がいる
- 仕事で失敗ばかりし成長が見られない
- スタッフ間で仕事のやり方が合わずモメる
主にこれらの理由から人間関係がうまくいかず、退職につながったケースを見てきました。
実際に、私も院長先生と合わず、職場に馴染めず退職した経験があります。
歯科助手が人間関係を理由に退職するときの注意点
- 人間関係を良好に改善する方法はないか、改めて考える
- 感情的になっていないか？冷静になる
- 退職して解消する人間関係の悩みか考える
１つずつ紹介します
人間関係がつらい原因と改善策がないか考えてみる
人間関係がつらい原因はどんな理由ですか？
- 先輩にいびられる
- 仕事覚えが悪く、居心地が悪い
- 仲間はずれにされる
- 感情的に言い合いになってから居心地が悪い
もし、自分にも悪い部分があったら改善しましょう。（感情的になってしまったことが原因なら正直に謝る、など）
自分に悪い部分があれば、転職先でも同じ状況に陥る可能性があります。
人間関係がツラい原因が自分では改善できない部分なら、退職したほうが吉（他人を変えることはできませんよね…）
感情的になっていたら、冷静になる
「人間関係がツラい！退職したい！」と感情的になっていませんか？
つい、イヤなことがあると、帰宅後に求人や退職の記事を検索してしまいますよね…（私がそうでした）
その場合、いったん冷静になるまで待って気持ちを整理しましょう。感情的になっても良いことは１つもありません！（経験上w
ただ、「人間関係がつらい…辞めたい…」と毎日考えているのであれば、退職したほうが楽になります。（経験上②
退職して解消する人間関係の悩みか考える
人間関係が悪いと言っても、状況はさまざま。
例えば、1人のスタッフと仲が悪くても、ほかに仲がいいスタッフがいる場合は、退職しないほうがいいケースもあります。ドクターやスタッフや全員と仲が良くなくても、がんばって働ける許容範囲であれば、辞めずに働き続けたほうが楽かもしれませんよね。
また、いじめ、陰口、パワハラ、モラハラが行われているのであれば働くべき環境ではありません。
歯科助手が人間関係を理由に退職するメリット
- 今のイヤな人間関係をリセットできる
- 人間関係のストレスがなくなり、気持ちが楽になる
つらい人間関係は退職してしまえばリセットできます。それまで抱えていた人間関係によるストレスが一切なくなるので、気持ちが楽になりますよね。
歯科助手が人間関係を理由に退職するデメリット
- 転職した場合、新たな人間関係を築く必要がある
- 次の職場でも人間関係に悩む可能性もある
退職すれば、新たな仕事を探すことになります。
新しい職場では、人間関係もリセットされて新たな関係を築く必要が。
次の職場でもイヤな人がいないとは限らないので、新たな人間関係の悩みが出てくるかもしれません。
どの職場にもイヤな人、性格が合わない人が1人は居るんですよね…
歯科助手がスムーズに退職するコツ
- 退職の意思表示は早めに行う
- 退職日はしっかり決める
- 退職が決まっても横暴な態度をとらない
１つずつ解説します
退職の意思表示は早めに行う
「退職します」という意思表示は、1~3ヶ月前に院長に伝えるのが一般的です。
法律上は２週間前まで退職届を出せば退職できると決まっています。
民法上では、期間の定めのない雇用契約の場合、「退職希望日の2週間前まで」に退職届を出せば退職できると定められています。とはいえ、退職後の上司・同僚の負担を少しでも軽減し、円満退社につなげるためには、就業規則で定められた期限を守りましょう。
引用元：リクルートエージェント
３つの歯科医院で働いてきて、歯科医院は引き継ぎ作業も多く、新人さんの教育も大変です。新人が歯科助手未経験だとさらに仕事を覚えるまで時間がかかり、残されたスタッフの負担は増えるばかりで、最悪患者さんに迷惑がかかる場合も。
残るスタッフや患者さんのためにも、退職の意思表示は早めに行いましょう。
退職日はしっかり決める
退職を決めたら、退職日も自分で決めましょう。院長に退職する意思を伝える際、退職日もしっかり伝えることで求人募集や引き継ぎ作業をスムーズに行うことができます。
ダメなパターンは、
- 「新人さんが仕事を覚えてきたら辞めます」
- 「引き継ぎ作業が完了したら辞めます」
という伝え方。これでは辞める目処が立たず、ズルズルと仕事を続けることになります。
退職が決まっても横暴な態度をとらない
過去、退職が決まってから横暴な態度になった歯科助手さんがいたのですが、院内の雰囲気がかなり悪くなり、とても仕事がやりづらい1ヶ月を過ごしたことがあります。
「辞めるから知らない！」という態度は大人としてふさわしくありません。
人間関係がつらいとはいえ、仕事は仕事。最低限、仕事はスムーズにこなしましょう。
引き継ぎ作業も快く協力していきましょう。引き継ぎ作業が十分に行われないと、残されたスタッフや診療に問題が生じることもあります。
歯科助手が退職前からできる転職活動はこの２つ！
- 自分の向いている職種を調べておくと、転職がスムーズになりやすい
- 求人票チェックを開始し、ブラック求人を見極めの目を養う
１つずつ紹介します
自分の向いている職種を調べておくと、転職がスムーズになりやすい
歯科助手の仕事をしている人は、次の仕事も歯科助手で探しがち。（歯科助手あるあるですw
歯科助手の仕事以外にも、向いている仕事や職種があるかもしれませんよ。
実際に私は、トータル６年歯科助手として働きましたが、その後、接客業やweb関係の仕事もしました。
歯科助手の仕事内容自体が好きな方は、ほかにも向いている仕事があるかもしれません。また、患者さんと接することが多い歯科助手の経験が有利になる仕事もあるので、視野を広く持って仕事をさがしてみてくださいね。
歯科助手の経験を活せる仕事の探し方はこちらの記事にまとめてます↓
求人票チェック開始！いつも求人票を出している歯科医院がないか見極める
いつも求人票を出している歯科医院って、なんだか良い印象ではありませんよね。
求人票をしょっちゅうチェックしていると、【いつも求人票を出している歯科医院】がなんとなく分かってきます。
退職してから求人票チェックをはじめると【いつも求人票を出している歯科医院】に気付けないことも。早めに求人票チェックをはじめると、それだけ良い求人に出会えるチャンスも増えます。
ただ、いつも求人票を出しているからといって、やばい歯科医院というわけでもありません。気になる方はこの記事を読んでみてください。
まとめ ｜ つらい人間関係で退職したいなら、自分から早めに行動しよう！
人間関係がツラいと、毎日仕事に行きたくなくて気持ちもどんよりしますよね。
だからこそ、退職の意思表示を早めにして、同時に転職活動もスタートさせるのがおすすめです。
退職が決まっただけで、気持ちも前向きになりますよ♪（経験上
