「わたし歯科助手に向いていないかも…」と思ってしまうことありますよね…
私も働き始めて半年間はほぼ毎日思ってました…仕事や環境に慣れるって大変ですよね。
この記事では、そんな「歯科助手向いていないかも…」と思ってしまった歯科助手さんへ、歯科助手に向いていない人の具体的な特徴と対処法をまとめてみました。
自分に当てはまるかチェックしつつ、対処法も参考にしてみてくださいね。
転職を考えている方は、実際に転職3回繰り返した私が就いた職業を具体的に紹介しているこの記事も参考になるかもしれないです〜
>>【体験談あり】歯科助手を辞めたあとの就職先。向いている仕事は?
歯科助手に向いていない人の5つの特徴と対処法
歯科助手が向いていない人の特徴はこの5つです。
- コミュニケーション能力が低い
- ストレス耐性が低い
- 細かい作業が苦手
- 責任感が低い
- 段取りが悪い
1つずつ解説していきますね。
コミュニケーション能力が低い
歯科助手は、医師や他のスタッフ、患者さんとコミュニケーションをとることも大事な仕事の一部。
具体的には、
- 受付での応対
- 患者さんへの症状の聞き取り
- 治療中の患者さんへの声がけ
- 医師からの指示を理解し対応または返答
- 治療をスムーズにする他のスタッフとの協力体制
これらはすべてコミュニケーションを必要とします。コミュニケーションが苦手な人は、医師や他のスタッフ、患者さんとの信頼関係を築くことが難しいかもしれません。
対処法
コミュニケーションスキルを向上させるために、対人コミュニケーションのトレーニングを受けたり、コミュニケーションに関する本を読んで知識を得ることで対処できます。
また、自分から積極的に話しかける練習をすると良いでしょう。
患者さんへは「今日は雨ですね〜」「今日は暑いですね〜」など天気や気候の話が無難です。
医師や他のスタッフには、自分からの声がけを意識することが大事。「ありがとうございます」「よろしくおねがいします」「お疲れ様でした」となど基本的な挨拶から、しっかり伝えることを意識してみてくださいね。
自分から積極的に話しかける練習を積み重ねると慣れてきて、気付かないうちにコミュニケーションスキルがアップしていることもあるかも!ぜひ明日からやってみてください。
ストレス耐性が低い
ストレス耐性が低い人に共通する特徴は下記の通りです。
- 几帳面で責任感が強い
- 自分に厳しい
- 完璧主義
- マルチタスクが苦手
- 協調性が高い
引用元:人材アセスメントラボ
歯科治療は緊張感のある環境で、臨機応変に対応する場面も多く、ストレスになってしまう方も。
ストレスを抱えた状態が長期化すると「思い悩んでしまう」「塞ぎ込んでしまう…」というような精神面で症状が出たり、「眠れない…」など身体面に症状が出る方もいるようです。
これまで歯科助手をしてきた中で、臨機応変に対応したりマルチタスクが苦手な後輩が退職していったことがありました…
ストレス耐性が低い人は、歯科助手の仕事がつらくなりやすい傾向にあるようです。
対処法
ストレスに対して弱い方は、自分がストレス発散できる方法を理解したり、定期的に運動やリラクゼーション活動を取り入れることでストレス耐性を向上させることができます。
ストレス耐性テストで自分のストレスへの対応レベルを可視化できるので、気になる人はやってみてくださいね!
細かい作業が苦手
歯科助手の仕事は細かな作業が多いです。細かい作業が苦手な人は、ミスが多くなる可能性が高くなります。
代表的な細かい作業は、
- 歯型を取るための印象材を練って型に盛る
- 石膏を練って、歯型に流し込み模型をつくる
- ピンセットで小さい綿をつかむ
- 治療中、口腔内の唾液をスムーズにバキュームで吸う
などがあげられます。
なかには法律上は行えない「口の中を手をいれる行為」が伴う作業を歯科助手が任される場合も多く、細かい作業が苦手な人にとってはとても難しい作業となります。
私が実際に働いてきた歯科医院でも、歯科助手が口の中を問診したり、触れることは日常茶飯事。当たり前に行われていました。
また、歯科医療に使用する歯科資材や器具は1つ1つがとても高額。落としたり、壊してしまうとそれだけ職場の負担になってしまいます。
対処法
細かい作業に慣れるための訓練や、集中力を高めるための瞑想やマインドフルネス練習を行うことで、細かい作業に対する耐性を高めることが期待できます。
不器用な人であれば、焦らず慎重に行うことを常に意識することで、ミスを最小限に防ぐ効果も。
同僚にも不器用であることを理解してもらいつつ、サポートしてもらうようにしましょう。
責任感が低い
歯科助手の仕事は、患者さんの安全や健康に関わる仕事であるため責任感が必要です。責任感が低い人は、適切に仕事をこなすことが難しいかもしれません。
対処法
責任感を高めるために、自身の仕事の重要性を理解し、患者さんに対する責任を強く意識することが大切。同僚や院長から定期的なフィードバックを受けることで、自身の成長に繋げることも可能です。
段取りが悪い
歯科治療は、細かい作業を流れ作業で行うことが多く、さらにそのつど使用する器具も異なります。歯科助手はその都度、治療にあった器具や薬剤を用意する必要があり、段取りを考えた準備と補助が重要です。
歯科助手の仕事は一言で言えば「治療を円滑に遂行するようにサポートすること」
それゆえ段取りが悪いと、治療がスムーズに行えず、患者さんや医師に迷惑がかかってしまう可能性も。健康に直結するのでそれは避けたいですよね。
対処法
治療内容や使う器具をしっかり理解しておくことで、段取りの悪さは改善できます。
いまいち理解できない場合には、メモ帳に治療の流れや使う器具をまとめて書いておくことで、落ち着いて準備することも可能です。
治療の流れや使う器具がわかっていれば、テキパキ動けるようになります。
まとめ
以上、元歯科助手が歯科助手に向いていない人の特徴を挙げてみました。
ただ、歯科助手は仕事内容も多く、「きつい」と感じる人も多くいます。
歯科助手が向いていないのか?仕事がただキツいだけなのか?見極めも必要です。